能動的に待つ、ということ

タイミングが合わなかったり、

なんとなくその気になれなかったり、

内に篭りたい気分だったり、

うちこめる対象が無かったり、

行動に移せなかったり。

情熱がくすぶっているじぶんに

モヤモヤするかもしれませんが、

焦って何かしようとしたり

無理に決断しようとせず、

動かずに、時が満ちるのを待つこと。

わたしの好きな短歌が、まるで

それを表しているかのようなので

紹介しますね。

【幹に蜜ぬりつけ

  かぶとむしを待つ

    しずかな狩を今もしている】

      冨樫由美子

ただ「待つ」のではなく、

からだに蜜をぬりつけて、待つ。

待つ、という狩りの仕方。

静寂の中の狩り。

焦る気持ちが沸き起こったら、

この短歌を思い浮かべます。

関連記事

  1. 環境がかたちづくるもの

  2. 「人生は両親からの贈り物。」

  3. 優しい想像力

  4. 期待と信頼

  5. 優しい振動

  6. 気づいたら、進んでいる。

  7. あなたの目的地

  8. 結果を想定しないこと