でも、それでいいのだと思う。
あなたのことが手に取るようにわかったら、
きっとわたしは正気ではいられない。
気になって気になってしょうがなくて、
平常心で生きていくことはできない。
「わからない」前提で生きているから、
あなたの意見を聞きたいと思うし、
何が好きか知りたいと思うし、
わたしとあなたの違いを楽しむことができる。
あなたを理解できなくてもいい、
というかわたしの小さい脳みそで理解できることなんて
本当に少しだけ。
理解できないことを否定せず、排除しないで
そのままにしておきながら、
楽しい時間を少しづつ積み重ねていく。
こんなことを考えるようになったのは、
「エネルギー哲学上級講座」
開催のための勉強をしてからです。
それまでのわたしは、
思い返せば、
じぶんと他人との境界線が
曖昧でした。
モラハラをされたし、
していた。
でも、
万物はひとつ、
ひとつだけれど
あなたとわたしは違う見た目で
違う感情を持つ。
得意なこともちがうし
何に怒るかも違う。
その理由がわかると、
「違うこと」「理解できないこと」
「伝わらないこと」
に焦らなくなりました。
それらを「正そう」としなくなりました。
愛とは、変えようとしないこと。
この一言に全てが集約される、
その凄みを日々味わっています。








