その人の表情が見えているわけでもないし
声色がするわけでもない。
ただ、
その人がパソコンやスマートフォンに
入力した文字が並ぶだけなのに
不思議とそこから
温かさが伝わってくる。
「善いもの」が感じられる。
優しい振動が伝わってくる。
ピンク色の綿菓子をまとっているような。
文字にも、そんなちからがありますよね。
文字は、ひとを如実にあらわしますね。
今日はそんなふうに、
画面の中の「文字」が発するものに
助けられた1日でした。
そして、
願わくば、
わたしの文字も、
読んだひとの心を
ゆっくりと滴り落ちる
黄金色の蜜のようでありますように。