目の前の扉を開け続けること。
ひとつ開けたら、また目の前に次のとびら。
それを開けたら、また次のとびら。
いっぺんに2枚や3枚のとびらを
開けることはできないけれど、
1枚1枚のとびらは、着実に開けることができる。
重いとびらもあるかもしれない、
重そうに見えても
押してみたらすんなり開くとびらも
あるかもしれない。
いま開けたとびらの外に広がる世界を、
そのつど楽しもう。
開けるタイミングが変われば、
目の前の光景も変わるだろう。
なにせ、すべては絶え間なく変化し続けているのだから。
そして、
2枚先のとびらの色はわからないし、
ましてやその先に広がる世界がどうなっているかなんて、
誰にも想像がつかない。
目の前のとびらをあけることに集中しよう。
そこに広がる光景をじゅうぶん楽しもう。
私たちにできるのは、
たぶんそれだけなのだ。