目にするもの、は見たいもの。

演出家・壤晴彦さんの言葉を紹介します。

「醜いものだけ見つめていると想念まで醜くなるよ。

怒るな、目を逸らせとは言わない。

でも同時に、いやそれ以上に、

美しいもの清潔なものバランスの取れたもの

明るいものに目を向けようよ。

そこら中にある醜いものに囚われて

君自身が澱(よど)む必要はない。

たまり水は腐る。流れている水は腐らない。」

イライラしていると、イライラを助長させるものに

目がいってしまいがち。

気持ちがやさぐれているときに

とことんやさぐれてみるのもアリだけれど、

「本来の自分」を思い出すために

「美しいもの」に目を向けることで、気持ちが落ち着きます。

わたしの場合は、過去に訪れたギリシャの写真や

インスタグラムを眺めることが多いです。

そして、自分の好みが変化すると、

昔からフォローしていて常に目に入ってくるものが

ストレスになっていることもあるので、

定期的にSNSの棚卸しも必要ですね。

美しくないもの、

違和感を感じるものを目に入れない。

それも立派なじぶんのケアです。

関連記事

  1. Tomorrow is another day

  2. 纏う空気を感じる

  3. からだに聞いてみる

  4. しなやかに生きる、とは

  5. 衝動にかられてみる

  6. 停滞しているように感じるときも

  7. 雨が石を穿つなら

  8. 能動的に待つ、ということ