演出家・壤晴彦さんの言葉を紹介します。
「醜いものだけ見つめていると想念まで醜くなるよ。
怒るな、目を逸らせとは言わない。
でも同時に、いやそれ以上に、
美しいもの清潔なものバランスの取れたもの
明るいものに目を向けようよ。
そこら中にある醜いものに囚われて
君自身が澱(よど)む必要はない。
たまり水は腐る。流れている水は腐らない。」
イライラしていると、イライラを助長させるものに
目がいってしまいがち。
気持ちがやさぐれているときに
とことんやさぐれてみるのもアリだけれど、
「本来の自分」を思い出すために
「美しいもの」に目を向けることで、気持ちが落ち着きます。
わたしの場合は、過去に訪れたギリシャの写真や
インスタグラムを眺めることが多いです。
そして、自分の好みが変化すると、
昔からフォローしていて常に目に入ってくるものが
ストレスになっていることもあるので、
定期的にSNSの棚卸しも必要ですね。
美しくないもの、
違和感を感じるものを目に入れない。
それも立派なじぶんのケアです。