現実が動くとき

衝動、というにはあまりにも微かな、ささやかな、柔らかなひとつの波紋が心の表面に浮かんできたとき。


気のせい、にして見なかったことにしますか?

それとも、波紋のゆくえを見守ってみますか?

どちらが正解というわけではないですが、

振り返ったときにああ、あれが分岐点だったとおもうのは
綿密な計画をたてて気合いをいれて臨んだ何か、よりもむしろ
何気なく発した一言だったり深く考えずに勢いで飛び込んだことだったり。


それで、よいのです。
現実が動くそのいちばんはじめのきっかけに、確信なんかなくていい。


頭で理解できるより遥かに膨大ななにか、を私たちはいつも感じて動いているのだから。

感じることを恐れず、感じることに蓋をしない、それが現実を動かしている。


あなたはきっともう気づいているね。

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