キモノと「似合う」の関係

先日、姪が成人式を迎えました。振袖一式を選ぶにあたり、「どれが1番似合う?」というメッセージとともに試着をした写真が送られてきたのですが、、、

20歳のお嬢さんですから、「若さのちから」でどんな色柄でも着こなせてしまうのが正直なところ。

なので、「好きなのを選んで大丈夫だけれど、強いて言えば」と前置きしながらおすすめの振袖を伝えました。

ところが、オトナになってくるとそうもいかないのです。「何が似合うかわからない」「何を着たらいいのかわからない」という服に関するお悩みが出てくるのが30代半ばくらいから。

年を重ねるにつれ、じぶんに似合う色やじぶんに似合う雰囲気、がより濃く個性として表れてくるので、若いころのように「どんな服でもOK!」というわけにはいかなくなってくる。

もちろん、「この服が好き!」という気持ちが最重要。

その上で「じぶんに何が似合うか」をわかっていると最強なのは、「洋服」も「キモノ」も同じなんです(^^)

そう、キモノにも「似合う」がある。

キモノの色、柄の大きさ、半襟の色、帯の色、その組み合わせ、そして細かいことをいえば柄の位置も。

着る機会が滅多にないキモノだからこそ、最高に似合う状態で装いたいですよね。

もしキモノ選びで困ってしまったら、ご相談くださいね(^^)

関連記事

  1. 「派手」と「華やか」の違いって?

  2. 【ご感想】アンタイトル・クローゼット⑨

  3. 【ご感想】アンタイトル・クローゼット⑦

  4. 「◯◯歳だからもう無理かなぁって。」

  5. 【ご感想】アンタイトル・クローゼット⑤

  6. 【ご感想】アンタイトル・クローゼット29

  7. おせっかいなわたしの独りごと

  8. 服で、エンパワメントする。