アンタイトル・クローゼットでお客様の服のお悩みを聞いているとよく出てくるテーマのひとつ、
「(じぶんが)派手になるのが(見えるのが)不安」。
「明るい色や柄ものは手を出せない」。
ふだん着慣れない色や柄だと、
これって本当にわたしに似合うのかしら・・・
って購入をためらいますよね。
アンタイトル・クローゼットではお客さまと一緒にショッピングをし、わたしが提案をする服を試着していただくのですが、
お勧めした服を見たお客様の第一声で多いのが
「これ、わたしには派手じゃないですかね・・?」
というもの。
でもね、派手、ではないんです。
実際、試着室でそれを身につけたお客さまはとても「華やか」。
では、「派手」と「華やか」は何が違うのでしょうか?
「派手」に見えるということは、その服があなたから「浮いている」ということ。
服だけが悪目立ちしていること。
あなたではなく服が主役になってしまっている状態のこと。
対して、
「華やか」はその服とあなたが「馴染んでいる」ということ。しっくりきている、ということ。
服だけが目立つ、のではなく、それを身につけたあなたが素敵に見える、ということ。
もちろん、ふだん手に取らない色や柄だと「目」が慣れていないので、試着する前だと尻込みしてしまうかもしれません。
でも、いったんそれを身につけると、
お客さま自身がはっきり感じるのです、
「わたし、素敵!」って。
わたしには〇〇は似合わない、
そんな思い込みが消えて
「新しいじぶん」に出会えるきっかけになればいいな、
そんな思いでわたしは「アンタイトル・クローゼットをしています。