雨が石を穿つなら

ひとしずくの雨粒が

何年もかけて硬い石に穴をあけるなら

柔らかいわたしたちが

めまぐるしく変化しても当然のことなのだ。

変化がない、なんてありえない。

こころが、からだが、眼差しが変化し続けているのを

わたしたちが感じているかどうか。

ほんの数ミリの傾きに気づき、

それに寄り添うことができるのか。

それとも

これくらい、と思って無視してしまうのか。

「変わらないこと」がよいことなのではなく

どんなに変わっても「良い状態」

でいること。

それは、「変わらないこと」を死守するよりよっぽど、

難易度が高いことかもしれないけれど。

関連記事

  1. 誰かに憧れる気持ち

  2. 結果を想定しないこと

  3. 「せい」にしない姿勢

  4. ハンドルを、その手に取り戻そう。

  5. せつない気持ちを連れていく

  6. あなたの目的地

  7. 「使命」はたくさんある

  8. からだに聞いてみる